大海を語る前にさ

都心の交差点。車の助手席から降りるエレガントな女性。大きめのサングラスからほどけた美しい黒髪をなびかせて颯爽と道を横切っていく彼女が捨てたのは、なにかを開封したあとのビニールゴミ。イラッとした。ついでにそのルックスに一瞬

HappeN of One Pair

遠くに登り流れていく蒸気並走できるわけもなくこの先交わるのか、はたまた離れていってるのか ただ、悶々と立ち止まってちゃ話にならない 監督の映画に対する直向きな想いとそこに交錯する人たちの情熱に敬意を払いながら

夏色

「夏色です。ゆずさん好きなんですよー」 映画『永遠の0』で初めて会ったとき、撮影の合間、さっき控室で聴いていた音楽の話をしたんだった。ちょうど彼と同じ歳のころ、コピーしてライブでやってたくらい自分も好きだったから、なんと

梅酒2020

コロナニモマケズ、今年モ漬ケル。 『亀甲宮焼酎』 通称『キンミヤ』漬けはじめ以来の甲類。未だ訪店叶わぬ呑み屋さんへの想いのあらわれだったり。 後半の巻き返しを願ったり、誓ったり。深い味わいになるのかも。

コロナのせい

休みがないだのジメジメ暑いだの、昔からなんとなく気分を上げるのが苦手だった六月も、今年は違う。 いろいろな自粛事が騙し騙しに緩和されて、不安は拭えずとも動き出す。些細なことから記念日まで、ある意味当たり前のように迎えてい

青空

ブルーインパルス!直前まで飛行のことはあまり気にしていなかった。神の使いでもあるまいし、ましてや戦闘機の姿をしてるのに。ただただあの光景が意気に感じて。なんにもできんけど、とにかくブンブン手を振っていた。気づけば近くの人