毎回、再会がたのしみなひとだった。凛としていて人懐っこくもあって。現場や打上げなんかで会う毎に、段々とフランクに接してくれるようになって、芝居をしているときの張り詰めた雰囲気と撮影の合間に時折フニャとしてみせる屈託のない

20th anniversary

初舞台から20年。タイトルは『カチャーシー2000』デビュー年が分かりやすい。 特別なにかをあるわけでもなければ、言うほど自覚もないが、せっかくだから、あの頃の自分とこれからのこと語り合ってみたり。 スーパーマリオが発売

大海を語る前にさ

都心の交差点。車の助手席から降りるエレガントな女性。大きめのサングラスからほどけた美しい黒髪をなびかせて颯爽と道を横切っていく彼女が捨てたのは、なにかを開封したあとのビニールゴミ。イラッとした。ついでにそのルックスに一瞬

HappeN of One Pair

遠くに登り流れていく蒸気並走できるわけもなくこの先交わるのか、はたまた離れていってるのか ただ、悶々と立ち止まってちゃ話にならない 監督の映画に対する直向きな想いとそこに交錯する人たちの情熱に敬意を払いながら