町の灯潤んで揺れる

「日常」だと思ってることも当たり前ではなくて。分かってたつもりでまだ覚悟なんてなくて。

かなしい、さみしい、そんなシンプルな言葉で表現できるわけもなく。突然放られた喪失感。ふとした瞬間、視界がぼやける。

ユニコーン、口ずさんでた。

やさしくて誠実で、思えばいつでも味方でいてくれて。きっとこれまでも、多くの誰かにとっても、そうだったにちがいない。

どうかやすらかに。
かわらぬその人柄で、ご家族を見守ってほしい。

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