5/15（金）19:00～配信（YouTube）
一年前、自身の久しぶりの舞台でお世話になった、Black Romance Filmsのクワハラーノ氏より、お声掛け頂き出演した短編作品。
今回の「舞台」は、リモート会議アプリ「Zoom」のなか。区画分けされた画面上で行われる、ある中学校の同窓会。所謂「Zoom呑み」にて繰り広げられる、ささやかなドラマです。
昨今の事情より各業種で在宅リモートワークが行われ、ご存知のように映像制作でも同様のスタイルでの作品づくりが徐々にふえています。
非日常でのあらゆる不安やストレスに加え、映画やTVドラマ等、これまでの撮影現場も一時停止が続き、そこに関わるスタッフ、キャスト、関係者の方々の仕事や生活への不安、さらには映画館や劇場の存続危機が叫ばれるなか、自分はこの様なアクションをとっていていいのか、こういった形態での作品づくりはそもそもの問題解決とは真逆にならないかなど、一市民としての迷いとこの仕事に携わる末端の人間なりに思うところは多々ありました。
その一方で、非力しか持ち合わせていない自分がやれること、やるべきことを考えてみると結局は、いま目の前にあることからやってみる、という日常のときと変わらない決断に至ったわけで――シラケル個人的心情デシタ。
ただ、こんなタイミングだからこそ出逢った仲間と全行程試行錯誤しながら挑んだ一つの在宅チャレンジです。きっと他の作品制作に携わっている多くの方々もそうだと思っています。近々にまた日常が戻ることを信じて、むしろその時を一層たのしむために。
どうぞ、おうち時間のひとときにでも、ご覧になってみてください。
最後になりますが、
医療関係者の方々をはじめとする、新型コロナウイルスと最前線で闘う皆さまに心より敬意と感謝を表します。また罹患され苦しんでいる方々の一刻も早い回復、そしてこのコロナ禍が一日も早く治まることを強く願っています。