七年

早いな。姪っ子は社会人、甥っ子は高校生。俺はと言えば―― ご存知”まさかのご時世”継続中。落ち着いたら、行くから。

ツンデレ

伏し目がち。彩度も弱まって縮こまった世界に―― 不安を煽る地震、気が滅入る暴風雨。からの、色鮮やかな巨大なアーチ。 地球の大掛かりなツンデレに振り回されてる今日このごろ。

ただいま、おかえり

「こんな世の中になるなんて」の言葉どおり。不安とか疲れとか苛立ちなんかに常に覆われていたような一年。 ステイホーム。家にこもって夢中になっていたのは、鬼滅ではなく、不時着でもなく、寅次郎。 『男はつらいよ』正月に映画館で

ランチタイム

日差しが眩しく、空気も暖かい。 皮肉にも例年よりも濃密に時間を過ごした、と感じる。何が起こるか分からんな。分からんでもいいんだけども。 今年もありがとう。いつもありがとう。

疫病退散

声は無くとも願いは強く。倍返し恩返しを誓って、元気な姿で会いましょうね、と。 いつも以上に掌が熱い。

毎回、再会がたのしみなひとだった。凛としていて人懐っこくもあって。現場や打上げなんかで会う毎に、段々とフランクに接してくれるようになって、芝居をしているときの張り詰めた雰囲気と撮影の合間に時折フニャとしてみせる屈託のない