15年

素材を大切に、出来上がりに縛られない。その表現は寧ろ豊かで雄弁で。 「いつもの」であり「新鮮」である、贅沢な時間。 この1年もそう。ありがとう。

親父に一番似てたこと、末の弟だったこと。 ほとんど会話もなかったけど、それだけで文字通り親近感があったわけで。 とうとう向こうでそろっちまって。どんなね? どうか、やすらかに。

おりあい

バスで運転席の後ろに座った。駅前でティッシュを受け取った。横断歩道で外国人観光客に囲まれて信号待ち。 検査に怯える現場入り前。

覚悟

誰かにみせるわけでもなく何かが変わることを期待も悲観もしない。ただただ己の腹の底に据えるもの。 秋の夜はまだ始まったばかり。